〈スプレス〉との協業が変えた
“名のある未来”のものづくり。
有限会社松田工芸(東神楽町)営業 松田敏孝氏
東神楽町で木材加工を行う〈松田工芸〉は、創業以来約45年にわたり、旭川家具の下請けとして歴史を刻んできました。
〈スプレス〉は、これまで表に出ることがなかったメーカーの技術力にスポットを当てたブランディングを提案。
寄附者と従業員のエンゲージメントの向上につなげています。

ふるさと納税の提供事業者になるにあたり、
課題に感じていたことをお聞かせください。
東神楽町でふるさと納税返礼品の取り扱いが始まった同時期に、私たちも事業者に参入しました。しかし、当社は創業以来BtoB中心のため「エンドユーザーに向けて何を商品化すればいいのか」「返礼品としてニーズがあるものは何か」がまったく分からない状態でした。加えて、海産物や米など食品のイメージが強かったふるさと納税で、木工品がどこまで求められるのだろう─という一抹の不安もありました。
そんな私に対して加納社長は「ふるさと納税で、上質な木工芸品を手に入れたい方も多くいらっしゃるんですよ」と、納税者目線で説得力のあるアドバイスをいくつもしてくれました。ふるさと納税はもちろん、BtoCも初めてだった私たちにとって、架け橋となってくれたのが〈スプレス〉さん。BtoCをどう展開していくか模索する中で、加納社長との出会いは大きな転機になりました。

〈スプレス〉の提案から、どのようなことに取り組んだのでしょうか。
本物志向の方をターゲットに、松田工芸ならではの職人技術を生かせる商品づくりを目指しました。その取り組みの一つが「クリスマスツリー」の商品開発です。きっかけは、「オール無垢材、しかもウォールナットとオークの2種の高級木材でクリスマスツリーを作れませんか?」という加納社長の“無茶ぶり”でした(笑)。てっぺんの星の加工一つとっても、ウォールナットは材質が硬く、加工が難しいんです。小さくなるほどけがのリスクは大きくなりますが、それを可能にするのはうちならではの技術力です。結果的に自由に形をアレンジできる今の仕様になるまでに、加納社長と二人三脚で2年ほど試作を重ねました。
さらに2025年にリリースした「米びつ」も加納社長の発案です。残量が見えるアクリル窓を付け、5キロの米袋ごと収納できるデザインが特徴です。時代性や女性目線など私たちでは思いつかない部分を加納社長が補ってくれました。キッチンに置いても見映えが良く、女性からの反応も上々です。
当社の返礼品の大半は低価格帯ではないゆえに、寄附者には「高額だったけれど寄附してよかった」と思っていただきたい。そのため当社のアイテムは、ひと手間多いものばかりです。工場の従業員にとっては面倒だと思いますが、加納社長と「リピーターを獲得するためのものづくりをしよう」という共通の思いを掲げ、手間を惜しまずに作業を行っています。
【市場調査】
マーケティング主導で競合・需要分析に基づく寄附額帯の提案・設計を行います。
【返礼品開発コンサルティング】
事業者さまのご意向を伺いながら、寄附者のニーズに合わせた商品づくりをご提案します。〈スプレス〉がもっとも得意としている分野です。
【サイトの制作】
同一商品でもイメージ写真や動画、セールスコピーで価値訴求を強化します。

〈スプレス〉の仕事ぶりで最も評価する点について
一番の魅力は、何よりも“レスポンスの早さ”だと感じています。商品が完成するとすぐに役場と情報を共有し、ウェブサイトに反映してくれます。また、寄附者からの問い合わせやクレームも即座に対応していただいています。私たちのように小さな会社にとって、このスピード感は何よりの安心材料です。加えて、商品単体の見せ方だけでなく、部屋に設置したイメージまで提案していただき、寄附者の心理やマーケティングに基づいたアドバイスをしていただけます。〈スプレス〉のスタッフは、そうした寄附者目線が徹底していて信頼できますし、対応力にも満足しています。
そのほかにも、これまでうちの社名はどの商品にも記されておらず、無名の存在だったのが、〈スプレス〉さんの提案でブランドロゴも制作してくださいました。ロゴを入れることで、他社製品との差別化はもちろん「自分たちが作ったもの」と従業員が胸を張れるようになったのもうれしい変化です。
【返礼品登録】
依頼を受けてから、最短で即日、通常3日以内に返礼品を掲載します。画像デザインの完成から掲載までのスピード感が好評です。
【コールセンター】
どんな問い合わせにも真摯に対応します。申し出を丁寧にお聞きし、最適な対応策を提示します。
【レビュー対応】
寄附者さまの率直な感想やご意見がレビューです。できる限りのレビュー返信対応を行い、レビューから発見される課題と強みを戦略策定に生かしていきます。

御社にとって〈スプレス〉はどういう存在でしょうか。
私たちにとって〈スプレス〉さんは、なくてはならないパートナー。私のほうが年齢は上ですが、加納社長からは学ばせてもらうことばかりです。
当初は「主業の合間にできればいい」くらいの気持ちで始めたふるさと納税ですが、自社製品を広く全国の方に知っていただける重要なマーケットに成長できたのは〈スプレス〉さんのおかげだと感じています。返礼品を受け取った方からお礼の手紙が届いた時には、言葉で表せないほど従業員一同で喜びを分かち合いました。今後は毎年新作をリリースして、「今年も松田工芸の返礼品にしよう!」と思っていただけるようなブランドに育てていきたいと考えています。